いちじ‐したうけ【一次下請(け)】
下請けが多重構造になっている場合に、その最も上位にある会社。建設業では、元請業者から直接仕事を請け負う業者。自動車産業では、自動車メーカーに直接部品等を供給している会社(ティアワン‐サプライヤー...
うけとり‐ぶしん【請取普請】
《「うけとりふしん」とも》請負でする土木・建築関係の仕事。また、その請負人。「—の日用頭(ひようがしら)に、ふるなの忠六といふ男」〈浮・胸算用・三〉
うち‐ぶしん【内普請】
家屋の内部の改造・修理。屋内の改装。「この銀(かね)済まぬ中は—なされた材木は、こちの物」〈浮・胸算用・二〉
おてつだい‐ぶしん【御手伝い普請】
近世、諸大名に資材や人足を負担させて行わせた大規模な土木工事。豊臣政権では大坂城や聚楽第の建設、江戸幕府では江戸城とその城下町の建設、京都御所の造営、木曽川・長良川・揖斐(いび)川の治水工事など...
かくし‐きしょう【隠し起請】
《室町時代、犯人を探すときなどに、住民に起請文つきの無記名投票を行わせたところから》入れ札。投票。
かしや‐ぶしん【貸(し)家普請】
もともと貸し家にするつもりの、家のつくりかた。転じて、粗末な普請。安普請。
かり‐ぶしん【仮普請】
[名](スル)一時しのぎの簡単な建築。⇔本普請。
かわ‐ぶしん【川普請】
河川の改修工事。《季 冬》
かん‐じょう【勧請】
[名](スル) 1 神仏の来臨や神託を祈り願うこと。また、高僧などを懇請して迎えること。 2 神仏の分身・分霊を他の地に移して祭ること。「熊野権現(くまのごんげん)を—する」
かんりょうけんさ‐しんせい【完了検査申請】
工事が完了した時点で、建築主が自治体や民間の指定検査機関に、建築基準法などの規定に適合しているかどうかの検査を申請すること。建築基準法で義務づけられている。