かのう‐せい【可能性】
1 物事が実現できる見込み。「成功の—が高い」 2 事実がそうである見込み。「生存している—もある」 3 潜在的な発展性。「無限の—を秘める」 4 認識論で、ある命題が論理的に矛盾を含んでいない...
かみ‐がかり【神懸(か)り/神憑り】
1 神霊が人に乗り移ること。また、その状態やその人。かむがかり。かんがかり。 2 極端に論理を飛躍させたり、科学的には考えられないことを狂信したりして、言動が常軌を超えていること。また、狂信的なこと。
から‐まわり【空回り】
[名](スル) 1 車輪や機関などが、本来の働きをしないで無駄に回転すること。「タイヤが雪で—する」 2 論理や行動が発展をみないで同じ状態を繰り返すこと。「議論が—する」 3 取引所で、売買が...
かん‐い【換位】
論理学で、定言的判断の変形による直接推理の一。ある判断から、主語を述語に、述語を主語として、新しい判断を導き出す推理。「ある男性は水泳選手である」から「ある水泳選手は男性である」を導いたり(単純...
かん‐しつ【換質】
論理学で、定言的判断の変形による直接推理の一。ある判断から、主語をそのままに、述語の矛盾概念を述語として、新しい判断を導き出す推理。「ある学者は哲学者でない」から「ある学者は非哲学者である」を導...
かんしつ‐かんい【換質換位】
論理学で、定言的判断の変形による直接推理の一。ある判断から、述語の矛盾概念を主語とする新しい判断を導き出す推理。「すべての弁護士は法律家である」を換質して「すべての弁護士は非法律家でない」とし、...
かんじょう‐ろんり【感情論理】
論理的であるように見えながら、実際は感情によって考えが進められたり判断されたりすること。
かんせつ‐すいり【間接推理】
論理学で、二つ以上の判断を前提として結論を導く推理。三段論法がその典型。→直接推理
がい‐えん【外延】
論理学で、概念が適用される事物の集合。例えば、惑星という概念の外延は水星・金星・地球・火星・木星・土星など。⇔内包。
がい‐かつ【概括】
[名](スル) 1 内容のあらましをまとめること。「意見を—する」 2 論理学で、さまざまな事物に共通する性質を抽象し、その性質を一つの概念にまとめること。一般化。