ひつけ‐やく【火付け役】
火をつける役。転じて、事件・論議などのきっかけをつくる役。また、その人。「ブームの—」
物議(ぶつぎ)を醸(かも)・す
世間の論議を引き起こす。「大臣の発言が—・す」 [補説]文化庁が発表した平成23年度「国語に関する世論調査」では、「世間の人々の議論を引き起こすこと」を表現するとき、本来の言い方とされる「物議を...
ぶつ‐ろん【物論】
人々の間で行われる論議。また、その騒ぎ。物議。「—が沸騰する」
みきり‐はっしゃ【見切り発車】
[名](スル) 1 電車やバスが満員になったり発車時刻が来たりしたために、乗客の全部が乗りきらないうちに発車すること。見切り発進。 2 論議が十分に尽くされないままに、決定・実行すること。見切り...
もん‐じゃ【問者】
1 問う人。質問者。 2 仏語。論議などの席や竪義(りゅうぎ)の際に、提出されている問題について竪者(りっしゃ)に問難する役の僧。 3 ⇒問頭(もんとう)
もんだい‐か【問題化】
[名](スル)批判や論議の対象とすること。また、なること。「環境汚染が—する」
問題(もんだい)になら◦ない
論議や比較の対象として取り上げる価値がない。話にならない。また、差がありすぎて比較の対象にならない。「こんな案では—◦ない」「対戦相手が初心者じゃ—◦ない」
もん‐どう【問答】
[名](スル) 1 問うことと答えること。質問と応答。また、議論すること。「人生について—する」「—をかわす」 2 仏語。教義についての論議や宗派間の法論。また、禅宗で、修行者が仏法についての疑...
りゅう‐ぎ【竪義/立義】
法会に際し、学僧を試験するために行われた問答論議の儀式。探題(たんだい)が問題を出し、問者(もんじゃ)が難詰し、試験を受ける竪者(りっしゃ)がこれに答え、全体の事務を会行事(えぎょうじ)が行う。
りゅう‐は【立破】
仏語。因明(いんみょう)で、論議の際の主張と、それに対する反論のこと。また、自分の主張を立てて、他人の非説を破ること。りっぱ。