ろん‐し【論旨】
論文・議論の主旨。議論の筋道。
ろん‐しき【論式】
論理学で、三段論法を構成する三つの判断のそれぞれの量(全称・特称)と質(肯定・否定)の違いによって決まる三段論法の形式。式。
ろん‐しゃ【論者】
《「ろんじゃ」とも》論ずる人。議論を好む人。
ろん‐しゅう【論宗】
特定の論書をよりどころとして開いた宗派。三論宗・法相(ほっそう)宗・成実(じょうじつ)宗・倶舎(くしゃ)宗などの諸宗。→経宗(きょうしゅう)
ろん‐しゅう【論集】
論文を集めてまとめた書物。論文集。
ろん‐しょ【論所】
《「ろんじょ」とも》 1 論じて争うところ。議論点。論点。争点。論地。 2 訴訟対象となっている地所。所有権・占有権・使用権をめぐって争われている係争地。また、その訴訟。論地。
ろん‐しょう【論証】
[名](スル)ある与えられた判断が真であることを妥当な論拠を挙げて推論すること。その論拠が公理・公準などか、または経験的事実かによって演繹(えんえき)的・帰納的の別があり、また帰謬(きびゅう)法...
ろんしょう‐てき【論証的】
[形動]論理的に判断・推理を重ねて結論などを導くさま。比量的。論弁的。「—な思考方法」
ろん‐じ【論師】
論蔵を学び、これに精通した人。
ろん‐じゅつ【論述】
[名](スル)論じ述べること。また、その述べたもの。「国際情勢を—する」