てい‐ろん【定論】
正しいと認められて、定着した論。定説。「学界の—」
てい‐ろん【提論】
議論を提出すること。また、その議論。「社会問題として—する」
てんこうぶんがくろん【転向文学論】
本多秋五による文芸評論集。昭和32年(1957)刊行。小林秀雄、プロレタリア文学、転向文学、上部構造を論じる4部からなる。
てんたいりきがくがいろん【天体力学概論】
《原題、(フランス)Traité de mécanique céleste》フランスの数学者・天文学者ラプラスの著した天文学書。1798年から1825年にかけて刊行。全5巻。万有引力と惑星・彗星...
てんぷじんけん‐ろん【天賦人権論】
人間は生まれながらにして自由・平等であり、幸福を追求する権利があるという思想。ルソーやミルをはじめとするフランスやイギリスの啓蒙思想家あるいは自然法学者らによって主張された。明治維新後、日本に紹...
てんろん【典論】
中国の文学書。もと5巻20編。魏(ぎ)の文帝曹丕(そうひ)撰。文学や文体を本格的に論じた最初の図書。自叙文と「文選」に引用された「論文」のみが残っている。典論論文。
ディケンズろん【ディケンズ論】
《原題Charles Dickens》チェスタートンによるディケンズの評伝。1906年刊。
《原題Charles Dickens: A Critical Study》ギッシングによる文学評論...
ディラック‐の‐くうこうりろん【ディラックの空孔理論】
ディラックの方程式で、電子の運動エネルギーが負になる解から導かれた理論。負のエネルギー状態は電子に占められて真空をつくっているが、真空から一つの電子が正のエネルギーに励起されると、電子のもとの位...
でんし‐ろん【電子論】
物質は電子と陽イオンとからなり、その性質は原子の性質から説明できるとする理論。物質の光学的・電磁気学的性質を対象とするローレンツの電子論、電子自体の波動や陽電子の存在を対象とするディラックの電子...
でんじゃくとういつ‐りろん【電弱統一理論】
⇒ワインバーグサラム理論