まめへい‐とう【豆平糖】
煎(い)り大豆を入れて作った棒状のあめ。京都の名物菓子。
まめ‐へん【豆偏】
漢字の偏の一。「豇(こう)(ササゲ)」「豌(えん)」などの「豆」の称。
まめ‐ほん【豆本】
きわめて小型の本の総称。外国では、好事家に珍重される。聖書などに多く、日本では江戸時代の芥子本(けしぼん)・袖珍本(しゅうちんぼん)など。
まめ‐ほんだ【豆本多】
男子の髪形で、本多髷(まげ)の一種。髪を少なくして髻(もとどり)を詰め、髷を小さく結ったもの。江戸後期に流行し、伊達(だて)男が好んで結った。
まめ‐まき【豆蒔き/豆撒き】
1 豆の種子を畑にまくこと。 2 (豆撒き)節分の夜、「福は内、鬼は外」と唱えながら豆をまくこと。豆打ち。《季 冬》「—やかりそめに住むひとの家/波郷」
まめ‐まわし【豆回し】
イカルの別名。豆を口に含んで回しながら割る習性による名。《季 夏》
まめ‐みそ【豆味噌】
蒸した大豆で作った豆麹(まめこうじ)を用い、食塩水と合わせて熟成させた味噌。愛知県岡崎地方で産し、八丁味噌・三州味噌・三河味噌などの名でよばれる。
まめ‐めいげつ【豆名月】
陰暦9月13日夜の月。枝豆を供えるのでいう。のちの月。《季 秋》→栗名月 →芋名月
まめ‐めし【豆飯】
えんどう豆・大豆などを炊き込んだ飯。豆ごはん。《季 夏》
まめ‐もち【豆餅】
黒豆・赤えんどうなどの入った塩味の餅。