ほう‐さく【豊作】
1 作物がよく実って収穫が多いこと。満作。《季 秋》⇔凶作/不作。 2 (比喩的に)よい作品が多いこと。「昨年はミステリー—の年だった」
ほうさく‐ききん【豊作飢饉】
「豊作貧乏」に同じ。
ほうさく‐びんぼう【豊作貧乏】
豊作のため農作物の価格が下落し、かえって農家が困窮すること。豊作飢饉(ほうさくききん)。→大漁貧乏
ほうしん‐たん【豊心丹】
奈良の西大寺で製造して売り出した気つけ薬。西大寺。
ほう‐じゅく【豊熟】
[名](スル)穀物が豊かに実ること。「—した稲穂」
ほう‐じゅん【豊潤】
[名・形動]豊かで、うるおいのあること。また、そのさま。「—な土地」「—な音色」 [派生]ほうじゅんさ[名]
ほう‐じょう【豊壌】
[名・形動]土地が肥えていること。また、その土地や、そのさま。「我村落の美なる…そして—なるを祝福して後」〈独歩・帰去来〉
ほう‐じょう【豊穣】
[名・形動]穀物がみのりゆたかなこと。また、そのさま。「五穀—を祈る」「—な(の)秋」
ほう‐じょう【豊饒】
[名・形動]土地が肥沃(ひよく)で作物がよく実ること。また、そのさま。ほうにょう。「—な(の)大地」 [派生]ほうじょうさ[名]
ほう‐にょう【豊饒】
[名・形動]⇒ほうじょう(豊饒)