まけ‐いぬ【負け犬】
けんかに負け、しっぽを巻いて逃げる犬。敗残者のたとえにいう。「—の遠吠え」 [補説]書名別項。→負け犬
まけいぬ【負け犬】
荒正人の文芸評論集。昭和22年(1947)刊。
まけ‐いろ【負け色】
戦いに負けそうなようす。敗色(はいしょく)。「—が濃くなる」⇔勝ち色。
まけ‐おしみ【負け惜しみ】
自分の負けや失敗をすなおに認めないで強情をはること。「—を言う」
まけ‐かた【負け方】
1 負けるまでの過程。「—がよくない」 2 《「まけがた」とも》負けたほう。敗北した側。「宰相中将は—にて、音なくまかで給ひにけるを」〈源・匂宮〉
まけ‐かち【負け勝ち】
負けることと、勝つこと。かちまけ。「上と下の病人に—のあるのも仕方がなく」〈秋声・縮図〉
負(ま)けが込(こ)・む
負けた回数が多くなる。「今場所は不調で—・む」
まけ‐ぎらい【負け嫌い】
[名・形動]「負けず嫌い」に同じ。「—な(の)性分」
まけ‐ぐせ【負け癖】
勝負事で、負けることが習慣になってしまうこと。「—がつく」
まけ‐ぐみ【負(け)組】
勝負事で負けたり、事業などで失敗した者。人生の競争に敗れた者。→勝ち組