こう‐し【貢士】
1 中国で、地方からすぐれた子弟を中央政府に選抜・推薦すること。また、その者。明代以降は、科挙の会試に合格してまだ殿試を経ない者をいった。 2 慶応4年(1868)諸藩から選ばれて藩論を代表し、...
こう‐しん【貢進】
[名](スル)みつぎものを奉ること。進献。貢献。「使節を送って—する」
こう‐じん【貢人】
律令制で、官吏に採用されるように推挙された諸国の国学生。→貢挙
こう・する【貢する】
[動サ変][文]こう・す[サ変] 1 貢ぎ物を差し上げる。 2 人材を推挙する。貢挙する。「諸国より—・するを貢人という」〈榊原芳野編・文芸類纂〉
こう‐そ【貢租】
年貢。租税。
こう‐ちゃ【貢茶】
《一を聞いて二を知ったという孔子の弟子、子貢の名にちなむという》茶の湯で、茶の味を当てる一種の遊び。三種の茶を一服ずつ試飲してからそのうちの一種を除き、次に別の一種を加えて再び一服ずつ飲んで最初...
こう‐ちょう【貢調】
みつぎものを奉ること。
こうちょう‐し【貢調使】
奈良・平安時代の四度(しど)の使(つかい)の一。諸国から毎年献納する調・庸・雑物などの品目や数量を記した調帳を、現物とともに朝廷に運納する使い。調使。調庸使。調進使。
こう‐のう【貢納】
みつぎものをおさめること。
こう‐ば【貢馬】
みつぎものとして馬を献上すること。また、その馬。