ひん‐せい【貧生】
1 貧乏な書生。貧書生。「塾中兎角—が多いので」〈福沢・福翁自伝〉 2 まずしい人。
ひん‐せん【貧賤】
[名・形動]貧しくて身分が低いこと。また、そのさま。「—な(の)身」⇔富貴。
ひん‐そう【貧僧】
貧しい僧。また、僧が自分のことをへりくだっていう語。
ひん‐そう【貧相】
[名・形動] 1 いかにも貧乏そうな人相。⇔福相。 2 貧弱でみすぼらしく見えること。また、そのさま。「—な身なり」
ひん‐そん【貧村】
貧しい村。寒村。
ひん‐だ【貧打】
野球で、打撃がふるわないこと。
ひんだ‐せん【貧打戦】
野球などで、両チームの打線がふるわず、チャンスになってもなかなか得点できない試合。→打撃戦 [補説]得点が少ない点で「投手戦」と似るが、貧打戦は投手の好調よりも打線の不調が目立つ場合をいう。
ひん‐ど【貧土】
地味のやせている土地。生産物の乏しい土地。不毛な土地。
ひん‐どう【貧道】
[名]仏道修行の乏しいこと。「我—にして何ぞ一日のうちに書き終はらんやと」〈今昔・七・二三〉
[代]一人称の人代名詞。僧侶が自分をへりくだっていう語。拙僧。「—二十八歳の時、遁世の門に入りて...
貧(ひん)に迫(せま)・る
貧乏になって困窮する。「—・ればとて、窃盗(どろぼう)なんぞするような」〈逍遥・当世書生気質〉