こ‐ばい【故買】
盗品であることを知りながら買うこと。窩主(けいず)買い。平成7年(1995)の刑法改正後は「有償譲(ゆずり)受け」という。
こべつ‐きょうそうばいばい【個別競争売買】
⇒ざら場
さんにんきちさくるわのはつがい【三人吉三廓初買】
歌舞伎狂言。世話物。7幕。河竹黙阿弥作。万延元年(1860)江戸市村座初演。和尚吉三・お坊吉三・お嬢吉三が、百両の金と短刀とをめぐる因果応報で刺し違えて死ぬまでを描く。別名題「三人吉三巴白浪(と...
しきり‐ばいばい【仕切(り)売買】
証券会社が顧客の売買注文に対し、取引所を通さずに店頭において、自己の計算でその相手方となって売買すること。 [補説]平成10年(1998)12月の取引所集中義務の撤廃によって、上場銘柄も仕切り売...
システム‐ばいばい【システム売買】
コンピューターを介して株式の売買を処理する商い。注文から約定までが迅速化し、市場の活性化に寄与しているが、1987年のニューヨーク市場の暴落騒ぎに見られるように、コンピューターの売り一本が生じた...
しょうじ‐ばいばい【商事売買】
当事者の双方もしくは一方にとって商行為である売買。
しろた‐ばいばい【白田売買】
まだ田に雪のあるころに、その年の収穫を予想して米の売買をすること。→青田売買 →黒田売買
しんよう‐がい【信用買(い)】
株式の信用取引で、証券会社から資金を借りて株を買うこと。6か月以内に決済しなければならない。⇔信用売り。→信用取引
じこ‐ばいばい【自己売買】
取引所の会員である証券会社または商品取引員が自己の計算によって行う売買。公共債に限り、昭和59年(1984)6月以降、金融機関においても自己売買業務(ディーリング)が開始された。→委託売買
じしゃかぶ‐がい【自社株買(い)】
株式会社が、過去に発行した自社の株式を市場から買い戻すこと。自社株購入。 [補説]自社株を購入することでEPS(企業の1株あたり純利益)が増加するため、配当と同様、株主還元の一方策として利用され...