ドルドレヒト【Dordrecht】
オランダ南西部、ゾイトホラント州の商工業都市。ラインマース川水系の下流部、メルウェーデ川が三つに分流する地点にあり、中世より貿易港として発展。15世紀に再建されたゴシック様式の聖母教会、近世にワ...
ドル‐はけん【ドル覇権】
米国の通貨ドルが、第二次大戦以降、基軸通貨として国際的な貿易取引や金融取引において支配的な地位を占めていること。ドル支配。ドル本位制。
どれい‐かいがん【奴隷海岸】
アフリカ西部、ギニア湾沿岸のうち、ガーナとトーゴの国境付近からニジェール川に至る海岸の旧植民地時代の通称。15〜19世紀に奴隷貿易が最も盛んであったことに由来する名称。
どれい‐かいほう【奴隷解放】
奴隷制度を廃止し、奴隷を身分的、人格的に自由にすること。その運動は18世紀に、啓蒙主義者・人道主義者などを中心に始められ、19世紀に入ってウィーン会議での奴隷貿易廃止原則の確認、英国の奴隷貿易禁...
どれい‐ぼうえき【奴隷貿易】
奴隷を商品として行う貿易。特に16世紀以降、新大陸の植民地開発のための労働力としてアフリカ住民を対象に、ヨーロッパ各国の間で盛んに行われた。19世紀に入り奴隷解放運動が高まるにつれて急速に衰退。
ドーハ‐ラウンド【Doha round】
WTO(世界貿易機関)による多角的貿易自由化交渉。1994年のウルグアイラウンド合意成立後、2001年にドーハで開催されたWTO第4回閣僚会議で開始が決定。正式名称は「ドーハ開発アジェンダ(DD...
なかつぎ‐ぼうえき【中継(ぎ)貿易】
輸入した貨物をそのまま、あるいは加工して再輸出する貿易の形態。ちゅうけいぼうえき。
ながさき【長崎】
九州地方北西部の県。もとの肥前の西半部と壱岐(いき)・対馬(つしま)2国にあたる。人口142.7万(2010)。
長崎県南部の市。県庁所在地。元亀2年(1571)ポルトガル船寄港以来発展し、...
ながさき‐うんじょう【長崎運上】
江戸幕府が、長崎貿易を独占した長崎会所に課した運上金。
ながさき‐かいしょ【長崎会所】
江戸時代、長崎における貿易統制や会計事務などを扱った会所。長崎商人の自治団体で、長崎奉行の監督を受けた。→長崎貿易