におわ・す【臭わす】
[動サ五(四)] 1 臭うようにする。「悪臭を—・す」 2 それとなく遠回しにいう。ほのめかす。「賄賂の必要を—・す」
にぎ‐にぎ【握握】
1 赤ん坊がその手を握ったり広げたりすること。 2 賄賂(わいろ)などを受領すること。「役人の子は—を能(よ)く覚え」〈柳多留・初〉 3 握り飯をいう幼児語。「—して上げましょと飯匙(いひがひ)...
にぎら・す【握らす】
[動サ五(四)] 1 握るようにさせる。「しっかりと手を—・す」 2 賄賂(わいろ)の金銭を渡す。「口封じに—・す」
はな‐ぐすり【鼻薬】
1 鼻の病気の治療に用いる薬。 2 子供をなだめすかすために与える菓子など。 3 ちょっとした賄賂(わいろ)。袖の下。「—をきかせる」
鼻薬(はなぐすり)を嗅(か)が◦せる
賄賂を使う。鼻薬をきかせる。「—◦せて巧みに操る」
ペイオフ【payoff】
1 支払い。報酬。転じて、賄賂(わいろ)。 2 金融機関が破綻したとき、預金保険機構に積み立てた保険金から預金者に一定額の払い戻しを保証する制度。現制度では1000万円までとされる。平成22年(...
ほう‐しょ【苞苴】
1 わらなどを束ねて、野菜・魚などの食品を包んだもの。つと。あらまき。 2 みやげもの。 3 賄賂(わいろ)。音物(いんもつ)。「人人各私権を張り、—官に行われ」〈久米邦武・米欧回覧実記〉
まい‐ない【賄/賂】
神への捧げ物や人に贈る金品。また、賄賂(わいろ)をいう。
まい‐な・う【賄ふ/賂ふ】
[動ハ四] 1 神に捧げ物をする。「是らの物を以て—・ひ給へ」〈仲哀紀〉 2 贈り物をする。また、賄賂(わいろ)を贈る。「何ぞ使に—・ふ事あらんや」〈今昔・九・三四〉
みず‐きん【水金】
1 陶磁器の上絵の具の一。塩化金に硫黄・テレビン油などを加えた濃厚液。金彩色に用いる。金液。すいきん。 2 湯水のように惜しげなく使う金銭。「濡事師は—は遣ひうちのこと」〈滑・八笑人・三〉 3 ...