シー‐エー‐ピー‐エム【CAPM】
《capital asset pricing model》資本資産評価モデル。株式投資における株式収益率はリスクフリーレートに当該リスクプレミアムを上乗せした値に等しいという仮説に基づくモデル。
じか‐かいけい【時価会計】
企業会計・法人税額の計算などにおいて、所有する金融資産を決算時の市場価格(時価)で評価する会計。直近の評価損益が明確になるため、簿価会計よりも企業の価値を正確に表しているとされる。
じか‐そうがく【時価総額】
上場企業の価値を表す指標の一。発行済み株式数に、その時点の株価(時価)をかけて算出する。株価に連動することから、市場の評価による企業の価値と考えられ、企業が持つ資産や、利益を生み出す力、成長力な...
じぎょう‐ほうしゅう【事業報酬】
電力会社が電気料金を決定する際に、電気事業に係る総費用に上乗せする一定の利潤。電気事業に必要な資産の価値に事業報酬率を乗じて算出する。 [補説]事業報酬率は、電力会社全体の他人資本利益率や電力会...
じこしほんきせい‐ひりつ【自己資本規制比率】
証券会社の財務の健全性をはかる指標の一つ。リスク相当額(価格変動・取引先の債務不履行・事務処理の誤りなどによって発生し得るリスクに対応する額)に対する、固定化されていない自己資本の額(自己資本か...
じこしほん‐ひりつ【自己資本比率】
自己資本と他人資本を合計したものである総資本に占める、自己資本の割合。数値が高いほど企業の安定性が高いとされる。株主資本比率。 [補説]自己資本は返済義務のない資本であり、銀行の場合、不良債権な...
じっしつ‐じゅんしさんがく【実質純資産額】
生命保険会社の財務面での健全性を表す指標の一つ。保険契約者に保険金を支払った後に資産がどの程度残るのかを示すことから、保険会社の自己資本に近い意味合いを持つ。算定の際、有価証券や不動産は含み損益...
じったい‐けいざい【実体経済】
商品やサービスの生産・販売や設備投資など、金銭に対する具体的な対価がともなう経済活動。その規模は、国内総生産(GDP)から物価変動の影響を除外した実質国内総生産によって示される。⇔資産経済。
じつげん‐そんえき【実現損益】
資産を実際に売却したり、決済したりした際に生じる損失または利益のこと。
じつぶつ‐しさん【実物資産】
土地・建物・機械・原材料・製品などの形で保有する資産。現金・預金・有価証券・貸出金などの金融資産に対していう。