ふく【副】
[音]フク(呉)(漢) [訓]そう そえる すけ [学習漢字]4年 1 主たるものにつき添うもの。控え。「副業・副将・副賞・副食・副審・副本/正副」 2 添える。「副葬・副木」 3 余計につけ加...
ふくしゅうするはわれにあり【復讐するは我にあり】
佐木隆三の長編小説。1960年代に発生した連続殺人事件「西口彰事件」を題材とする。昭和50年(1975)刊行。同年、第74回直木賞受賞。
を原作とする映画。今村昌平監督、昭和54年(197...
ふく‐しょう【副賞】
正式の賞に添えて贈られる賞金や賞品。⇔正賞。
ふくべ【瓢/瓠/匏】
1 瓢箪(ひょうたん)のこと。特に、その果実から作った容器。酒などを入れる。《季 秋》 2 ユウガオの変種。果実は苦味が強く、果皮が堅い。容器にし、また観賞用。まるゆうがお。
ふくろうおとこ【フクロウ男】
朱川湊人の短編ホラー小説。平成14年(2002)、第41回オール読物推理小説新人賞を受賞した、著者のデビュー作。
ふくろうのしろ【梟の城】
司馬遼太郎の歴史小説。京の都で活躍する忍者の姿を描く。昭和33年(1958)から翌年にかけて「中外日報」に連載。連載時の題名は「梟のいる都城」。昭和34年(1959)刊行。同年、第42回直木賞受...
ふくろこうじのおとこ【袋小路の男】
絲山秋子の短編小説。12年間思い続けた男性「あなた」と「私」の交流を描いた純愛小説。平成16年(2004)刊行。同年、第30回川端康成文学賞受賞。平成17年(2005)、第2回本屋大賞にて4位入賞。
ふげん【普賢】
石川淳の中編小説。中世フランスの女流詩人クリスチーヌ=ド=ピザンの伝記を構想する「わたし」を主人公とする観念小説。昭和11年(1936)発表。同年、第4回芥川賞受賞。
ふ‐さい【負債】
1 他から金銭や物品を借りて、返済の義務を負うこと。また、その借りたもの。借金。債務。「—を抱える」 2 企業会計で、支払手形・買掛金・借入金のような法律上の債務と、期間損益計算上の費用配分の要...
ふしょくのこうぞう【腐蝕の構造】
森村誠一の長編推理小説。飛行機事故後に消息不明となった若き原子力科学者の行方を追う新妻の追跡行を描く。昭和47年(1972)刊行。第26回日本推理作家協会賞受賞。