やぶつばめ【藪燕】
乙川優三郎の短編小説。平成8年(1996)、第76回オール読物新人賞を受賞した著者のデビュー作。
やまあいのけむり【やまあいの煙】
重兼芳子の短編小説。火葬場を舞台とした作品。昭和54年(1979)発表。同年、第81回芥川賞受賞。昭和59年(1984)、「愛しき日々よ」の題名で映画化。
やました‐やすひろ【山下泰裕】
[1957〜 ]柔道選手・指導者。熊本の生まれ。昭和52年(1977)当時の最年少記録で全日本選手権優勝。以後、同大会9連覇。同59年ロサンゼルスオリンピックの無差別級で優勝。国民栄誉賞受賞。
やまねこのなつ【山猫の夏】
船戸与一の小説。ブラジルを舞台とする冒険エンターテイメント。昭和59年(1984)刊。第6回吉川英治文学新人賞、第3回日本冒険小説協会大賞(国内部門)を受賞。
やまのおと【山の音】
川端康成の小説。昭和24年(1949)から昭和29年(1954)にかけて発表。年老いた主人公が息子の嫁に抱く情愛や死への恐怖を描く。昭和29年(1954)、第7回野間文芸賞受賞。同年映画化された。
やまはは【山妣】
坂東真砂子の長編小説。平成8年(1996)刊行。同年、第116回直木賞受賞。
やまばたけ【山畠】
森荘已池(もりそういち)の小説。昭和18年(1943)発表。同年、「蛾と笹舟」とあわせ第18回直木賞受賞。
やまもとしゅうごろう‐しょう【山本周五郎賞】
⇒山本賞
やまもと‐しょう【山本賞】
山本周五郎を記念して昭和63年(1988)に創設された文学賞。優れた物語性を有する小説に対して贈られる。第1回受賞作は山田太一の「異人たちとの夏」。山本周五郎賞。
やまもと‐まさ【山本昌】
[1965〜 ]プロ野球選手。神奈川の生まれ。本名、昌広。昭和58年(1983)プロ野球の中日に入団。先発投手として活躍し、最多勝利のタイトルを3度獲得。平成6年(1994)には沢村賞を獲得した...