あくたがわ‐しょう【芥川賞】
芥川竜之介を記念し、昭和10年(1935)菊池寛の提唱により、直木賞とともに創設された文学賞。毎年2回、主に無名・新進作家の小説に授賞。第1回の受賞者は石川達三。昭和20年(1945)中絶、昭和...
あくたがわりゅうのすけ‐しょう【芥川竜之介賞】
⇒芥川賞
あくむのカルタ【悪夢の骨牌】
中井英夫の連作短編小説集。「太陽」誌に連載されたのち、昭和48年(1973)刊行。翌昭和49年(1974)、第2回泉鏡花文学賞受賞。昭和55年(1980)刊行の、連作短編シリーズ「とらんぷ譚」第...
アグニをぬすめ【火神を盗め】
山田正紀の冒険小説。最新鋭の原子力発電所アグニの危機に立ち向かう日本人サラリーマンたちの戦いを描く。昭和52年(1977)刊。第78回直木賞候補作。
あさがお【槿】
古井由吉の小説。昭和58年(1983)刊。第19回谷崎潤一郎賞受賞。
あさぎり【朝霧】
永井竜男の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は、昭和24年(1949)、「文学界」誌に発表、同年の第2回横光利一賞を受賞。作品集は昭和25年(1950)刊行で、ほかに「『あひびき』か...
あさぎり‐そう【朝霧草】
キク科の多年草。東北地方から北の高山や海岸に自生。高さ約50センチ。全体に銀白色の絹毛がある。葉は糸状の小葉からなる羽状複葉。秋、黄白色の小花を穂状につける。観賞用に栽培。《季 秋》
あさくさのこども【あさくさの子供】
長谷健の小説。昭和14年(1939)発表。同年、第9回芥川賞受賞。昭和初期の下町を舞台に子供たちに向き合う教師の姿を描く。
あさってのひと【アサッテの人】
諏訪哲史の小説。平成19年(2007)発表。同年、第50回群像新人文学賞、第137回芥川賞受賞。
あさのガスパール【朝のガスパール】
筒井康隆の小説。平成3年(1991)から平成4年(1992)にかけて「朝日新聞」に連載。読者からの投稿を作品に反映させる実験的手法が話題となる。単行本は平成4年(1992)刊。同年、第13回日本...