ふ【賦】
1 詩や歌。「惜別の—」 2 「詩経」の六義(りくぎ)の一。比喩(ひゆ)などを用いないで感じたことをありのままによむ詩の叙述法。 3 漢文の文体の一。対句を多用し、句末で韻をふむもの。「赤壁—」
ふ【賦】
[常用漢字] [音]フ(呉)(漢) 1 税を取りたてる。租税。「賦役・賦税/田賦」 2 割り当てる。割り当て。「賦課/割賦・月賦・年賦」 3 授け与える。「賦活・賦与/天賦・稟賦(ひんぷ)」 4...
ぶん‐ぷ【分賦】
[名](スル)分けて課すること。割り当てること。「国の智徳とは国中一般に—せる智徳の全量を指して」〈福沢・文明論之概略〉
わっ‐ぷ【割賦/割符】
《「わりふ」の音変化》 1 負債・代金などを月賦・年賦などで何回かに分割して支払うこと。かっぷ。 2 何回かに割り当てて配ること。配分。「夫々に高にあはせて—いたすつもり」〈地獄楽日記〉