いけい‐しつ【異形質】
生物の細胞で、原形質の一部が変化して特別な機能や形態をもつようになったもの。鞭毛(べんもう)・繊毛や神経原線維など。
い‐しつ【異質】
[名・形動]性質の違うさま。また、その性質。「—な成分」「社内で—な存在」⇔同質。
いれ‐じち【入れ質】
中世に広く行われた不動産質入れの形式の一。金銭・米などを借りるとき、担保として質入れされた不動産は質取人(債権者)が自分で領有し、これから上がる利益を収得する権利をもつもの。→差し質
ウィーンかたぎ【ウィーン気質】
《原題、(ドイツ)Wiener Blut》ヨハン=シュトラウス2世の管弦楽によるワルツ。1873年、フランツ=ヨーゼフ1世の娘ギーゼラとバイエルン王子レオポルトの婚礼の際に初演。
エナメル‐しつ【エナメル質】
歯冠の象牙質を覆う乳白色半透明の硬質組織。カルシウムを主とする無機物を特に多く含み、硬度は石英に勝り、身体中で最も硬い。琺瑯質(ほうろうしつ)。
エレクトロクロミック‐ぶっしつ【エレクトロクロミック物質】
⇒エレクトロクロミック
えんむ‐しつ【煙霧質】
⇒エーロゾル
おん‐しつ【音質】
音や声の性質。また、ラジオ・テレビや録音再生装置などの音のよしあし。
かい‐しつ【改質】
ガソリンなどの炭化水素の組成・性質を改良すること。重質ナフサを加熱あるいは触媒を用いて、芳香族成分を多く含むオクタン価の高いガソリンにすることなど。リフォーミング。
かいはく‐しつ【灰白質】
神経細胞が密集して灰白色をしている部分。脊髄では白質に囲まれ、断面がH字状をなす。大脳・小脳では白質を囲む皮質部をなす。