アルファ‐せん【α線/アルファ線】
放射線の一。放射性元素のα崩壊で放出されるα粒子の流れ。人工的には、サイクロトロンなどを用いてヘリウムイオンを加速して発生させる。β(ベータ)線・γ(ガンマ)線より電離作用が強く、透過力は小さい...
アルファ‐フェトプロテイン【alpha fetoprotein/α-fetoprotein】
胎児の血清に含まれる糖たんぱく質。成人では微量に存在し、肝臓癌(かんぞうがん)などで増加がみられるので、血液検査による癌診断の一助として用いられる。α胎児たんぱく。AFP。
アルファヘリックス‐こうぞう【αヘリックス構造/アルファヘリックス構造】
たんぱく質の代表的な二次構造の一。1本のポリペプチド鎖が規則正しくらせん状に巻いて、柱状となっている構造。アルファらせん構造。→βシート構造
アルファ‐ほうかい【α崩壊/アルファ崩壊】
放射性元素の原子核がα粒子を放出して、ほかの原子核に転換する現象。その際、原子番号は2、質量数は4だけ減少する。α壊変。
アルブミン【albumin】
単純たんぱく質で水によく溶けるものの総称。熱やアルコールで凝固する。生体に広く含まれ、動物では卵白・血清などに多い。
アルベーン‐は【アルベーン波】
プラズマなどの電気伝導性の流体中を伝播する磁気流体波の一。磁場に垂直な方向に振動し、磁場に沿って伝わる横波。磁束密度B、透磁率μ、プラズマの質量密度ρの場合、伝達速度はV=B/(μρ)1/2で表され...
アルマジロ【armadillo】
貧歯目アルマジロ科の哺乳類の総称。背面は骨質の甲羅で覆われ、前肢に丈夫な爪をもつ。歯はあるが不完全で、主に昆虫を食べる。ミツオビアルマジロなど20種以上が中南米に分布。よろいねずみ。
あれ‐しょう【荒れ性】
脂肪の分泌が少なくて皮膚がかさかさになる性質。⇔脂性(あぶらしょう)。
アレルギー【(ドイツ)Allergie】
1 生体が特定の物質(抗原)に対して抗体を作り、再び同じ抗原が入ってきたときに起こる抗原抗体反応のうち、病的な過敏反応のこと。アレルギー性疾患・アナフィラキシーショックなど。 2 ある物事に対す...
アレルギーしっかんたいさく‐きほうほう【アレルギー疾患対策基本法】
アレルギー性疾患への対策を充実させるため、国が基本的な指針を策定し、重症化の予防・医療機関の整備・患者の生活の質の向上・研究の推進などの施策を講じることを定めた法律。平成26年(2014)公布。...