うもれ‐ぎ【埋(も)れ木】
1 地層中に埋まった樹木が長年の間に炭化して化石のようになったもの。亜炭の一種で、木目が残っており、質は緻密(ちみつ)。仙台地方に多く産し、細工物の材料。 2 世間から見捨てられて顧みられない人...
うら‐かた【裏方】
1 芝居で、舞台の裏側で働く人。大道具・小道具・衣装・音響・照明などの係、伝統芸能での囃子方(はやしかた)など。→表方(おもてかた) 2 表立たず、陰で実質的な仕事を引き受け、すすめる人。「大会...
うら‐がき【裏書(き)】
[名](スル) 1 文書・書画などの裏面に文字を書くこと。また、書いたもの。 ㋐巻物の裏に、注釈・補遺などを書くこと。また、その文字。 ㋑書画の軸物の裏に鑑定の結果を書くこと。また、その字句。 ...
ウラン【(ドイツ)Uran】
アクチノイドに属する天然放射性元素の一。単体は銀白色の金属。閃(せん)ウラン鉱(ピッチブレンド)やカルノー石などに含まれる。天然に存在するウランの同位体は3種あり、質量数238が99.276パー...
ウラン‐けいれつ【ウラン系列】
ウラン238からラジウム226を経て鉛206に至る天然放射性核種の崩壊系列。質量数がすべて4n+2(nは整数)で表される。ウラン‐ラジウム系列。
ウランなまり‐ほう【ウラン鉛法】
《uranium-lead method》放射年代測定の一。ウランの放射性同位体が、崩壊によって鉛の同位元素に変わることを利用する。ウラン238、ウラン235の半減期はそれぞれ約45億年、約7億...
売(う)り代(しろ)な・す
物を売って金に換える。売り払う。しろなす。「連年の不作つづきに、田畑大方は—・し」〈逍遥・当世書生気質〉
うりじょう‐か【瓜状果】
中果皮・内果皮が厚く、水分の多い多肉質の果実。スイカ・キュウリなど。瓠果(こか)。瓢果(ひょうか)。
うるさ‐がた【煩型】
何にでも口を出し、文句を言いたがる性質。また、そのような人。
うるち‐せい【粳性】
イネ科植物の種子に含まれるでんぷんの性質。その組成としてアミロースを多く含み、炊いても粘りけがでない。→糯性(もちせい)