えきたい‐ヘリウム【液体ヘリウム】
液化したヘリウム。ヘリウムはすべての物質中沸点が最低で、セ氏零下268.9度で得られる。極低温の冷却剤として広く使用。また超流動などの特異な性質を示すため、物性論的な研究の対象となる。
えき‐ほう【液胞】
細胞内にあって、原形質を欠き、液胞膜に包まれ、細胞液を満たす部分。成長した植物細胞に発達し、代謝産物や色素なども含む。一部の動物細胞にもみられる。空胞。
エクオール【equol】
イソフラボンの一種であるダイゼインの代謝物。腸内細菌などによって産生される。エストロゲンと似た性質をもち、サプリメントなどに使用される。化学式C15H14O3
エクスプロラトリアム【exploratorium】
参加型・体験型科学博物館。来館者自身が、装置に触れたり動かしたりすることによって、音や光などの性質を体感できる科学館。
エクセレント【excellent】
[形動]優秀な。卓越した。(品質などの)すぐれた。「—な出来映え」
エクソソーム【exosome】
生体内で細胞外に放出される直径約30〜100ナノメートル程度の超小型の膜小胞。細胞外小胞の一。リソソームと同様、脂質二重層からなり、血液、尿、羊水などの体液中に存在する。遠く離れた細胞への分子輸...
エクソン【exon】
《「エキソン」とも》真核生物の遺伝子で、DNAの塩基配列中、たんぱく質合成の情報をもつ部分。配列中ではイントロンが介在して分断されるが、このエクソン部分のみがつなぎ合わされて伝令RNAが完成し、...
エクソンスキップ‐りょうほう【エクソンスキップ療法】
《exon skipping therapy》進行性筋ジストロフィーのうち、その大半を占めるデュシェンヌ型についての治療が期待される薬物療法。同疾患の原因は、患者の遺伝子の一部に変異があり、ジス...
エクトイン【ectoine】
環状アミノ酸の一。水溶液中で両性イオンとして存在し、好塩菌に見られる。熱や塩分などから、細胞内の他のたんぱく質を保護するはたらきをもつことが知られている。
エクトプラズム【ectoplasm】
心霊科学で、霊媒の身体から発出すると仮想される物質。