まれ‐まれ【稀稀】
[形動][文][ナリ]きわめてまれであるさま。「夜も十一時過と思われ、往来の人も—なり」〈逍遥・当世書生気質〉
[副]
に同じ。「猫殿の—おはいたるに、物よそへ」〈平家・八〉
まれ‐もの【稀者】
その道にかけてたぐいまれな人。「花の巷(ちまた)の—とは、其挙動(とりなし)にも知られたり」〈逍遥・当世書生気質〉
まわり‐こんじょう【回り根性】
気を回して疑いやすい性質。「それとも知らず下郎の—」〈伎・幼稚子敵討〉
マンゴー【mango】
1 ウルシ科の常緑高木。葉は長披針形で革質。黄白色の小花を群生し、中に大きな種子が1個はいった楕円形の実を結ぶ。果肉は黄や橙黄色をし、多汁で甘く、食用。インド・東南アジアの原産で、古くから果樹と...
まんざ‐おんせん【万座温泉】
群馬県吾妻郡嬬恋(つまごい)村の温泉。草津白根山の西の中腹にある。泉質は硫黄泉。
まん‐せい【慢性】
1 症状はあまりひどくないが、治りにくく、経過が長びく病気の性質・状態。⇔急性。 2 望ましくない状態が長く続くこと。「—化した不景気」
まんせいけっせんそくせんせい‐はいこうけつあつしょう【慢性血栓塞栓性肺高血圧症】
器質化した血栓によって慢性的に肺動脈が閉塞し、血液が流れにくくなって、肺高血圧症となる病気。体を動かすときに、呼吸困難・易疲労感・動悸(どうき)・胸痛・失神などの自覚症状がみられる。指定難病の一...
まんせい‐ちゅうじえん【慢性中耳炎】
鼓膜に穴が開いたままの状態となり、細菌やウイルスが中耳に感染し、慢性的な炎症を起こす、中耳炎の一種。耳垂れや難聴などの症状がみられるが、多くの場合痛みはない。小児期に急性中耳炎が適切に治癒せず、...
まんせいへいそくせい‐はいしっかん【慢性閉塞性肺疾患】
息切れや咳嗽(がいそう)・喀痰(かくたん)の増加などを主な症状とする、進行性肺疾患の一。「肺の生活習慣病」ともいわれ、喫煙などにより有害物質を長期にわたって吸入することにより引き起こされる肺の機...
まんだら【曼荼羅/曼陀羅】
《(梵)maṇḍalaの音写。本質を有するものの意》仏語。密教で、仏の悟りの境地である宇宙の真理を表す方法として、仏・菩薩(ぼさつ)などを体系的に配列して図示したもの。胎蔵界曼荼羅・金剛界曼荼羅...