りん‐こう【燐光】
1 黄燐が空気中で酸化して発する青白い光。また、生体物質が腐敗・酸化するときに生じる光。 2 ルミネセンスの一種。ある物質に光を与えると、その光の補給を停止してもしばらく残光が見られる現象。また...
りんこう‐たい【燐光体】
燐光を発する物質。
リンコシン【lincosin】
抗生物質リンコマイシンの商標名。
リンコマイシン【lincomycin】
抗菌性抗生物質の一。グラム陽性菌、特に嫌気性細菌によく効く。
りんさん‐エステル【燐酸エステル】
リン酸とアルコールが結合したエステルの総称。生体内では、細胞膜の主成分であるリン脂質や、生命活動に必要なエネルギーを貯蔵・供給するATP、遺伝情報を司るDNAやRNAなどに含まれ重要な役割を担っ...
りんさん‐か【燐酸化】
たんぱく質にリン酸基を付加する化学反応。生体内でさまざまなたんぱく質の構造を変化させ機能を調節する役割を果たしている。ホスホリル化。→脱リン酸化 →プロテインキナーゼ
りんさんか‐タウたんぱくしつ【燐酸化タウ蛋白質】
リン酸化されたタウたんぱく質。アルツハイマー型認知症の患者の脳には、これが不溶性の凝集体となって神経原線維変化した沈着物が見られる。リン酸化タウ。
りんさん‐カルシウム【燐酸カルシウム】
燐酸のカルシウム塩。白色の無定形の物質。天然には燐灰石として産出し、土壌中に分布して植物の肥料となり、動物では骨・歯の主成分をなす。化学式Ca3(PO4)2 広くは水素塩も含み、過燐酸石灰の成分...
りんざい‐じ【臨済寺】
静岡市にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は、大竜山。今川義元建立の善得院を天文5年(1536)改称、太原崇孚が大休宗休を招いて開山とした。徳川家康が幼時人質として居住し、のち、家康が再興。庭園は太原...
りん‐ししつ【燐脂質】
《phospholipid》複合脂質の一つ。分子内に燐酸基をもち、脂肪酸・グリセリンまたはアミノアルコールなどを含む。細胞膜・核膜などを構成する基本物質。ホスファチド。