さいのひとふり【賽の一振り】
マラルメの詩「骰子一擲(とうしいってき)」の別題。作品の縦軸となる詩句「賽の一振りは決して偶然を排することはないだろう(Un Coup de dés jamais n'abolira le ha...
さい‐の‐め【采の目/賽の目】
1 さいころの六つの面に記してある、一から六までの点。 2 さいころ程度の小さな立方体。「豆腐を—に切る」
賽(さい)は投(な)げられた
《(ラテン)Alea jacta est》事ここに至ったうえは、結果はどうなろうとも断行するほかはない。 [補説]カエサルが、軍を率いてルビコン川を渡るときに言ったといわれる言葉。
さい‐もつ【賽物】
《「賽」は神仏の恩に報いる意》神仏に祈祷(きとう)、または礼参りの際に供える物。供物。
さい‐ろく【才六/采六/賽六】
1 若者を卑しめていう語。丁稚(でっち)。小僧。〈俚言集覧〉 2 人をののしっていう語。特に、江戸の者が上方の者をののしっていう。ぜえろく。「ヤレヤレ世話のやけた—どもだ」〈滑・早変胸機関〉 [...