し‐しゅ【旨趣】
《慣用読みで「しいしゅ」とも》 1 事柄の意味・理由。趣旨。「発議の—を述べる」 2 心の中で考えていること。所存。「最後の申し状と存ずれば、心底に—を残すべからず」〈盛衰記・六〉
し‐しゅ【詩趣】
1 詩に述べ表したおもむき。詩のおもしろみ。 2 詩的な味わい。「—に富む風物」
しゅ【趣】
仏語。衆生(しゅじょう)が自己のつくった業(ごう)によっておもむく世界。六趣。
しゅ【趣】
[常用漢字] [音]シュ(漢) [訓]おもむき おもむく 1 心の向かうところ。めざすところ。考え。「趣意・趣向・趣旨/意趣」 2 おもむき。あじわい。「趣味/雅趣・興趣・詩趣・情趣・風趣・妙趣...
じょう‐しゅ【情趣】
しみじみと落ち着いた気分やおもむき。「古都の—を味わう」
ぜん‐しゅ【善趣】
仏語。現世でよい行いをした人が死後におもむく世界。また、その生存のあり方。人・天・阿修羅の三つがある。善道。⇔悪趣。
ぞく‐しゅ【俗趣】
低俗な趣味。また、俗っぽいようす。
た‐しゅ【多趣】
おもしろみや、味わいの多いこと。趣味豊かなこと。
てん‐しゅ【天趣】
「天道(てんどう)4」に同じ。
どう‐しゅ【同趣】
おもむきを同じくすること。また、そのおもむき。「—の作品」