ひた‐おもむき【直趣】
[名・形動ナリ]いちずであること。また、そのさま。「あまり—におほどかにあてなる人は、世の有様も知らず」〈源・若菜下〉
ふう‐しゅ【風趣】
おもむき。風情のある味わい。「—に富んだ情景」
みょう‐しゅ【妙趣】
すぐれたおもむき。非常にすばらしい味わい。妙味。「—に富む名園」
む‐さんあくしゅ【無三悪趣】
仏語。極楽浄土に地獄・餓鬼・畜生の三つの悪道がないこと。阿弥陀仏の四十八願の第一。→三悪趣
や‐しゅ【野趣】
自然のおもむき。また、田舎らしい素朴な味わい。「—に富む庭」
ゆう‐しゅ【幽趣】
奥深く静かな風情。奥ゆかしい風情。
ゆう‐しゅ【郵趣】
郵便切手や消印など、郵便物に関係するものを収集する趣味。
り‐しゅ【理趣】
事の次第。道理。意義。「玄奥秘密の意義—を談ずる上からは」〈露伴・魔法修行者〉
ろく‐しゅ【六趣】
「六道(ろくどう)」に同じ。