や【野】
[音]ヤ(呉)(漢) [訓]の [学習漢字]2年 〈ヤ〉 1 のはら。「野営・野外/原野・広野・荒野・山野・戦野・田野・平野・牧野・緑野・林野」 2 自然のままの。「野趣・野獣・野生」 3 い...
やお‐や【八百屋】
1 野菜類を売る店。また、その人。青物屋。青果商。 2 深くはないが学問・技芸・趣味などについていろいろ知っていること。また、その人。
やき‐ぎり【焼き桐】
器物・下駄などに趣を出すため、桐材の表面を火で焦がし、模様のように木目を出したもの。
やく‐げん【約言】
[名](スル) 1 要約して言うこと。また、その言葉。「—すればこういう趣旨になる」 2 約束した言葉。「—をたがえる」 3 「約音」に同じ。
やさ‐ば・む【優ばむ】
[動マ四]優美そうにする。趣深そうに見せる。「ひとへに句の姿、言葉の—・みたるにはあるべからず」〈ささめごと〉
や‐じょう【野情】
自然のままの趣。田舎の風情。野趣。また、無風流な心。「吝嗇(りんしょく)—の人なりとて、爪(つま)はじきをして」〈読・雨月・貧福論〉
やせい‐み【野性味】
野性的な趣。「—あふれる作品」
やそうばくげん【野叟曝言】
中国、清代の小説。夏敬渠撰。20巻154回。文武両道、諸芸に秀でた文白が国家の大功を立てる話。荒唐無稽かつ好色趣味もあり、田舎老人の閑談の形で語られる。
や‐ち【野致】
田舎らしい趣。ひなびた味わい。野趣(やしゅ)。「—に富む」
やっこどうじょうじ【奴道成寺】
歌舞伎舞踊。長唄・常磐津(ときわず)・富本。本名題「道成寺思恋曲者(どうじょうじこいはくせもの)」。文政12年(1829)江戸中村座初演。「京鹿子(きょうがのこ)娘道成寺」の変形で、狂言師が白拍...