あい・する【愛する】
[動サ変][文]あい・す[サ変] 1 かわいがり、いつくしむ。愛情を注ぐ。「我が子を—・する」 2 (性愛の対象として)特定の相手を慕う。恋する。「—・する人と結ばれる」 3 とりわけ好み、それ...
あい‐たい【相対】
1 当事者どうしがさし向かいで事をなすこと。「—で話をつける」 2 対等であること。対等で事を行うこと。「—よりも少し自分を卑下したお辞儀をした」〈有島・星座〉 3 合意すること。互いに納得した...
灰汁(あく)が抜(ぬ)・ける
人の性質・趣味・容姿などに嫌みやあくどさがなくなる。さっぱりして洗練されたものになる。あかぬけがする。
あく‐しゅ【悪趣】
仏語。現世で悪事をした結果、死後におもむく苦悩の世界。地獄・餓鬼・畜生を三悪趣という。悪道(あくどう)。⇔善趣。
あく‐しゅみ【悪趣味】
[名・形動]俗悪な趣味。また、人のいやがることを平気でやること。また、そのさま。「—な飾りつけ」
悪趣味
bad [vulgar, cheap] taste彼女の着る物は悪趣味だShe has bad taste in clothes./Her taste in clothing is awful.
言い回し
〔表現〕(an) expression;〔話し方〕a [one's] way of speaking;〔書き方〕the wording, a phraseうまい言い回しa happy [good...
異国
a foreign country ⇒がいこく(外国)異国の foreign異国的 exotic異国の土となるdie in a foreign landここは異国の言葉の飛び交う港町だThis ...
意趣
1〔意図〕(an) intention2〔恨み〕a grudge, malice;〔悪意〕spite意趣を晴らすrevenge oneself on [upon] a person人に意趣を含む...
意匠
1〔趣向〕an idea;〔工夫〕a device意匠を凝らすdevise [work out] an elaborate plan2〔デザイン〕a design ⇒デザイン彼は斬新な意匠を考案...
どうらく【道楽】
[共通する意味] ★職業や仕事としてではなく、楽しみとして好きですること。[英] a hobby[使い方]〔趣味〕▽趣味は音楽鑑賞だ▽趣味の広い人〔道楽〕▽道楽で始めた店[使い分け] 「趣味」の...
しゅみ【趣味】
[共通する意味] ★職業や仕事としてではなく、楽しみとして好きですること。[英] a hobby[使い方]〔趣味〕▽趣味は音楽鑑賞だ▽趣味の広い人〔道楽〕▽道楽で始めた店[使い分け] 「趣味」の...
しゅみ【趣味】
[共通する意味] ★同種のものの中で、特にあるものを気に入っていること。また、そのもの。[英] taste[使い方]〔好み〕▽彼女は服装の好みがうるさい▽夫婦で食べ物の好みが違う〔嗜好〕スル▽嗜...
しこう【嗜好】
[共通する意味] ★同種のものの中で、特にあるものを気に入っていること。また、そのもの。[英] taste[使い方]〔好み〕▽彼女は服装の好みがうるさい▽夫婦で食べ物の好みが違う〔嗜好〕スル▽嗜...
このみ【好み】
[共通する意味] ★同種のものの中で、特にあるものを気に入っていること。また、そのもの。[英] taste[使い方]〔好み〕▽彼女は服装の好みがうるさい▽夫婦で食べ物の好みが違う〔嗜好〕スル▽嗜...
いみしんちょう【意味深長】
人の言動や詩文などの表現に、非常に深い趣や含蓄のあるさま。また、表現の表面にあらわれた意味のほかに、別の意味が含まれているさま。後者は俗に略して「意味深いみしん」ともいう。▽「深長」は奥深くて含蓄のあるさま。
しんいんひょうびょう【神韻縹渺】
芸術作品などがもっている、表現しがたいきわめてすぐれた奥深い趣。▽「神韻」は詩文などのきわめてすぐれた趣。「縹渺」はかすかではっきりしない様子、ほのかに見えるさま。「渺」は「緲」「眇」とも書く。
どうこういきょく【同工異曲】
音楽や詩文などで、その技量が同じでも味わいや趣がまちまちであること。転じて、見た目は異なるが、内容は似たり寄ったりであること。▽「工」は巧みさ・技量。「異曲同工いきょくどうこう」ともいう。
びょうにゅうこうこう【病入膏肓】
病が進行し、回復する見込みがなくなること。不治の病にかかること。また、趣味や道楽などに病的なまでに熱中したり、悪癖や悪弊などが高じて手がつけられなくなるたとえ。
らっかていちょう【落花啼鳥】
自然の趣や詩情。花は散り、鳥は山中で鳴いているという、晩春の寂しげな自然の風景のこと。
うんの‐しょうみん【海野勝珉】
[1844〜1915]彫金家。茨城の生まれ。東京美術学校教授。水戸派の彫金を学び、上京後、加納夏雄に師事。写実の中に優雅な趣をみせた作風で、明治彫金界の主流を成した。帝室技芸員。
おぐり‐むしたろう【小栗虫太郎】
[1901〜1946]小説家。東京の生まれ。本名、栄次郎。昭和8年(1933)「新青年」誌に「完全犯罪」が掲載され流行作家となる。衒学(げんがく)趣味の強い推理小説を多く発表した。作「黒死館殺人...
きくち‐けいげつ【菊池契月】
[1879〜1955]日本画家。長野の生まれ。旧姓は細野、本名、完爾。児玉果亭に学び、京都に出て菊池芳文に師事。円山・四条派の写生風に大和絵の手法を加えた古典的風趣の歴史人物画を描き、初期文展以...
きよみず‐ろくべえ【清水六兵衛】
[1738〜1799]江戸中期の陶工。摂津の人。号、愚斎。京都五条坂の窯元(かまもと)海老屋(えびや)清兵衛に学び、独立して同地に窯を開いた。野趣に富む六兵衛風として独自の京焼を生んだ。以来現在...
げい‐さん【倪瓚】
[1301〜1374]中国、元末の画家・詩人。無錫(むしゃく)(江蘇省)の人。字(あざな)は元鎮。号、雲林など。元末四大家の一人。簡略な描法による閑寂の趣をたたえた山水画様式は蕭散体(しょうさん...