とび‐うさぎ【跳兎】
齧歯(げっし)目トビウサギ科の哺乳類。リスに近縁。体はウサギ大で、後肢と尾が長く、カンガルーに似て、後肢で跳ね飛ぶ。アフリカのサバンナや荒れ地にすみ、夜行性。
とび‐かか・る【飛(び)掛(か)る/跳(び)掛(か)る】
[動ラ五(四)]相手に勢いよくとびつく。おどりかかる。「獲物に—・る」
とび‐げり【飛(び)蹴り/跳(び)蹴り】
1 空手で、飛び上がって空中で相手を蹴る技。 2 ⇒ドロップキック2
とび‐こ・える【飛(び)越える/跳(び)越える】
[動ア下一][文]とびこ・ゆ[ヤ下二] 1 物の上を飛んで越える。飛び越す。「小川を—・える」「海を—・えて渡り鳥が来る」 2 順序を越えて先へ進む。「先輩を—・えて出世する」
とび‐こ・す【飛(び)越す/跳(び)越す】
[動サ五(四)] 1 物の上を飛んで越える。飛び越える。「溝を—・す」 2 順序を越して上へ進む。「二階級—・す」
とび‐しさ・る【飛び退る/跳び退る】
[動ラ五(四)]《「とびしざる」とも》すばやく後ろへさがる。「熱気の強い胸許から—・ると」〈有島・或る女〉
とび‐つ・く【飛(び)付く/跳(び)付く】
[動カ五(四)] 1 勢いよく身をおどらせてとりつく。飛びかかる。「子供が母親に—・く」「柳に—・く蛙」 2 興味をもったものなどに、軽率に手を出す。「もうけ話に—・く」「流行に—・く」
とび‐ねずみ【跳鼠】
齧歯(げっし)目トビネズミ科の哺乳類の総称。尾は体長より長く、後肢も長く、跳躍して走る。北アフリカからアジアにかけて分布。
とび‐の・く【飛び退く/跳び退く】
[動カ五(四)]飛んでよける。すばやく身をかわしてよける。「水をかけられまいとして—・く」
とび‐はぜ【跳鯊】
ハゼ科の海水魚。全長約10センチ。目は頭の上部にカエルのように飛び出している。体色は黄褐色でかすり状の暗色斑がある。干潟にみられ、胸びれで泥上を跳び歩き、小動物を捕らえる。本州中部以南の河口域に生息。