ふみ‐は・る【踏み張る】
[動ラ四]「ふんばる1」に同じ。「力を発(おこ)して後(しり)足を強く—・りて」〈今昔・二九・三八〉
ふみ‐ば【踏(み)場】
足を踏み入れる場所。踏み所。「足の—もない」
ふみ‐ひろご・る【踏み広ごる】
[動ラ四]足を広げてふんばって立つ。「牛の—・りて立てりければ」〈宇治拾遺・一〇〉
ふみ‐まど・う【踏み惑ふ】
[動ハ四]「踏み迷う」に同じ。「道知らぬ物ならなくにあしひきの山—・ふ人もありけり」〈後撰・雑三〉
ふみ‐まよ・う【踏(み)迷う】
[動ワ五(ハ四)] 1 道に迷う。方向がわからなくなる。「山道に—・う」 2 善悪の判断を誤る。「欲につられて—・う」
ふみ‐やぶ・る【踏(み)破る】
[動ラ五(四)] 1 踏みつけてこわす。けやぶる。「戸を—・る」 2 《「踏破(とうは)」を訓読みにした語》困難な、または長い道のりを、歩き通す。「幾多の峠を越えて中山道を—・る」
ふみ‐よせ【踏(み)寄せ】
足の裏にできるまめ。そこまめ。
ふみわけ‐いし【踏(み)分け石】
庭の飛び石で、分岐点に置く大きめの石。
ふみ‐わ・ける【踏(み)分ける】
[動カ下一][文]ふみわ・く[カ下二]草木の茂った所を一歩一歩かきわけて進む。「やぶの中を—・けて進む」
ふ・む【踏む/履む/践む】
[動マ五(四)] 1 足で体重をかけて上から押さえる。足であるものの上にのる。「麦を—・む」「猫のしっぽを—・む」「ブレーキを—・む」 2 交互に足を上げ下げする。「四股(しこ)を—・む」「地団...