せい‐ちゅう【掣肘】
[名](スル)《「呂氏春秋」審応覧・具備にある、宓子賤が二吏に字を書かせ、その肘(ひじ)を掣(ひ)いて妨げたという故事から》わきから干渉して人の自由な行動を妨げること。「—を加える」「誰にも—せ...
そう‐だん【相談】
[名](スル) 1 問題の解決のために話し合ったり、他人の意見を聞いたりすること。また、その話し合い。「—がまとまる」「—に乗る」「友人に—する」「身の上—」 2 どう行動するかを決めるのに、何...
そ・む【染む】
[動マ五(四)] 1 色が他のものについたり、しみ込んだりする。そまる。「のび上がって、血に—・んだ太刀をふりかざした」〈芥川・偸盗〉 2 他から影響・感化を受ける。そまる。「汚濁(おじょく)...
たけかわ【竹河】
源氏物語第44巻の巻名。薫大将14、5歳から23歳。鬚黒(ひげくろ)大将死後の子女たちの身の上を描く。
て‐の‐すじ【手の筋】
1 手の皮膚を通して見える静脈。 2 手のひらにある筋。手相。てすじ。 3 《2を見てその人の運勢を当てるところから》相手の身の上について、言いあてること。「笑っている所を見ると—だね」〈紅葉・...
て‐の‐もの【手の物】
1 手にはいったもの。また、手にしているもの。「名器が—となる」「—を渡す」 2 自分の自由に扱えるもの。得意とするもの。おてのもの。「我が身の上の事は—と」〈咄・御前男・二〉
てんがい‐こどく【天涯孤独】
遠く異郷に、ひとり暮らすこと。また、身寄りがないこと。「—の身の上」
てん‐きり
[副]最初から。てんで。てんから。「他の人の身の上のことなど、—考えはしないんだ」〈葉山・海に生くる人々〉
とらわれ‐の‐み【囚われの身】
逮捕されて、または捕虜となって身の自由を奪われた状態。囚われの身の上。「—となる」
どう‐じょう【同情】
[名](スル)他人の身の上になって、その感情をともにすること。特に他人の不幸や苦悩を、自分のことのように思いやっていたわること。「—を寄せる」「—を引く」「被害者に—する」