ぼん‐しん【凡身】
仏語。凡夫の身。
まえ‐み【前身】
「前身頃(まえみごろ)」の略。
まん‐しん【満身】
からだじゅう。全身。「—の力」
み【身】
《「実」と同語源》 [名] 1 生きている人間のからだ。身体。「茂みに—を隠す」「装飾品を—につける」 2 わが身。自分自身。「—を犠牲にする」「だまっている方が—のためだぞ」「—の危険を感じ...
みつ‐み【三つ身】
4歳前後の子供用着物。身丈の3倍で前後の身頃(みごろ)・衽(おくみ)を裁つのでいう。
み‐み【身身】
1 (「身身となる」の形で)身二つになること。出産すること。「舟のうちの住まひなれば静かに—と成らん時もいかがはせん」〈平家・九〉 2 各自のからだ。その身その身。「おのが—につけたるたよりども...
む【身】
「身(み)」の古形。「身代わり」「身ざね」など、複合語として用いられる。
むき‐み【剝き身】
1 アサリやハマグリなどの貝類の殻を取り去った、中の肉。 2 「剝き身隈(ぐま)」の略。
むくろ【躯/骸/身】
1 死体。なきがら。また、首のない胴体だけの死体。「冷たい—と化す」 2 朽ちた木の幹。 3 からだ。特に、胴体。「かしらは猿、—は狸(たぬき)、尾はくちなは」〈平家・四〉
む‐ざね【正身/実】
《「身(む)実(ざね)」の意》そのもの。実体。正体。「形はわが子にて、—は神人(かみ)」〈景行紀〉