ヤンパン【両班】
《(朝鮮語)》朝鮮の高麗(こうらい)、および李氏朝鮮時代の特権的な官僚階級、身分。文官は東班(文班)、武官は西班(武班)に分けられていたのでこの名がある。官位・官職を独占世襲し、種々の特権・特典...
ゆ
[助動][え|え|ゆ|ゆる|ゆれ|○]《上代語》四段・ナ変・ラ変動詞の未然形に付く。 1 受け身の意を表す。…れる。「手束杖腰にたがねてか行けば人に厭(いと)はえかく行けば人に憎まえ」〈万・八〇...
ゆいしん‐の‐じょうど【唯心の浄土】
仏語。一切の存在はすべて心の現れであるという見方から、浄土も自分自身の心の現れであり、心の中に存在するという考え。
ゆいしん‐の‐みだ【唯心の弥陀】
仏語。一切の存在は心の現れであるという見方から、阿弥陀仏も自分自身の心の現れであって、心の中に存在するという考え。己心の弥陀。
ゆうきけ‐はっと【結城家法度】
弘治2年(1556)下総(しもうさ)の結城政勝が制定した分国法。内容は、家臣・商人・下人などについての人身規定、訴訟・裁判手続きなど多岐にわたる。結城家新法度。
ゆうき‐ねんきん【有期年金】
個人年金保険で、契約時に定めた期間、被保険者が生存している場合にのみ年金が支払われるタイプのもの。 [補説]確定年金の場合、被保険者が死亡したときは、残りの期間分が年金または一時金として遺族に支...
ゆう‐きょ【幽居】
[名](スル)世を避けてひきこもって静かに暮らすこと。また、その住まい。閑居。「徒(いたず)らに—して堆書塵埃の裡に身を屈し」〈織田訳・花柳春話〉
ゆうざき‐ざ【結崎座】
大和猿楽四座の一。観阿弥清次が伊賀の小波多で創始したという。のち大和の結崎に移った。観世座の前身。
ゆう‐し【遊子】
家を離れて他郷にいる人。旅人。「天涯の—たる予自身を」〈芥川・開化の殺人〉
ゆう‐しゅう【幽囚】
[名](スル)捕らえられて、閉じこめられること。また、その人。「—の身」「父と兄弟と各地に—せられ」〈東海散士・佳人之奇遇〉