ろう‐ろう【浪浪】
[名]さまよい歩くこと。また、仕える主人のないこと。浪人であること。「—の身」 [形動タリ]水や涙の流れるさま。「青海—として白雲沈々たり」〈海道記〉
ろく【禄】
1 官に仕える者に下付される給与。律令制では絁(あしぎぬ)・綿・布・鍬(くわ)・穀物などが身分に応じて与えられたが、後世は知行地・扶持米(ふちまい)・給金などに変わった。給与。給金。扶持。 2 ...
ろく【禄〔祿〕】
[人名用漢字] [音]ロク(呉)(漢) 1 神の恵みによる幸運。「天禄・福禄」 2 扶持(ふち)。俸給。「禄米/加禄・高禄・爵禄・秩禄・微禄・封禄・俸禄・無禄・余禄」 3 身に備わった重々しさ。...
ろくさい‐にち【六斎日】
仏語。特に身を慎み持戒清浄であるべき日とされた6日。毎月の8日・14日・15日・23日・29日・30日をいう。在家では、この日に八斎戒を守る。六施日。
ろく‐しき【六識】
仏語。六根をよりどころとし、六境を対象とする、六つの認識の働き。眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識の総称。
ろくしゃく‐ぼう【六尺棒】
1 樫(かし)などで作った長さ6尺の棒。防犯・警備・護身用などに用いた。 2 天秤棒(てんびんぼう)。
ろく‐しん【六親】
最も身近な六種の親族。父・母・兄・弟・妻・子。また、父・子・兄・弟・夫・婦などや、広く親族全体をさしても用いる。りくしん。
ろくにん‐しゅう【六人衆】
江戸幕府初期の職名。寛永10年(1633)から同15年まで設置。定員は六人で、若年寄の前身といわれる。
禄(ろく)を食(は)・む
給料を受けて生活する。仕官して俸禄をもらう。「孔家の—・む身」〈中島敦・弟子〉
ロケット【locket】
写真などを入れて身につける小型の容器。鎖に通して首から下げることが多い。