きんちょくせん‐ハローきどう【近直線ハロー軌道】
⇒月長楕円極軌道
きんてん‐かく【近点角】
中心天体を焦点の一つとする楕円軌道上を運動する天体の位置を、近点を起点として測った角度。真近点角。近点離角。
ぎゃっ‐こう【逆行】
[名](スル) 1 進むべき方向と反対の方へ進むこと。順序や流れに逆らって進むこと。「時代に—する」⇔順行。 2 地球から見て、惑星などが天球上を東から西へ動く視運動。外惑星では衝(しょう)の前...
ぎゃっこう‐しょうわくせい【逆行小惑星】
軌道傾斜角が90度を超える小惑星の総称。太陽系天体の中で逆行する軌道をもつ天体はまれ。1999年に最初の逆行小惑星ディオレッツァが発見された。
ぎんが‐うちゅうせん【銀河宇宙線】
太陽系外から飛来する宇宙線。銀河系内の磁場により軌道が曲げられるため、飛来方向から発生源を特定することができない。主に高エネルギーの陽子で構成され、大気中のさまざまな原子の原子核に衝突して、ミュ...
くうかんにんしき‐りょく【空間認識力】
三次元空間における物体の状態や関係(位置・方向・形状・姿勢・間隔・速度など)を、すばやく正確に把握する能力。平面図から立体的な空間を想像したり、球技で飛んでくるボールの軌道を瞬時に把握したりする...
クリティカル‐うんよう【クリティカル運用】
ロケットで打ち上げられた人工衛星の初期動作を確認すること。軌道投入の成否、正常な姿勢制御、太陽電池パドルの展開など、一連の確認を行う。ふつう、この期間中は常時、追跡管制が行われ、次に観測機器の動...
クルー‐ドラゴン【Crew Dragon】
米国のスペースX社が開発した宇宙船。最大7名の有人飛行に対応。物資輸送を目的とする無人補給船カーゴドラゴンとともに、ドラゴン2の一バージョンに位置付けられる。2020年5月に有人飛行の試験に成功...
クレシダ【Cressida】
天王星の第9衛星。1986年にボイジャー2号の接近によって発見された。名の由来はシェークスピアの「トロイラスとクレシダ」の登場人物。天王星に4番目に近い軌道を公転する。非球形で平均直径は約80キ...
クロイツ‐ぐん【クロイツ群】
近日点が太陽に極めて近い、類似した軌道をもつ彗星の一群。太陽の近くをかすめるように通過するサングレーザーに含まれる。名称は、ドイツの天文学者ハインリヒ=クロイツが、これらの彗星の一群は数百年前に...