ぐんだん‐もの【軍談物】
講談(講釈)の題材からみた分類の一。合戦場面を中心にした叙事詩的読み物で、講談の源流。修羅場。
ぐんだん‐よみ【軍談読み】
⇒軍記読み
ぐん‐ちゅう【軍中】
1 軍隊または軍営の中。陣中。 2 戦争の間。戦時中。
ぐん‐ちゅう【軍忠】
いくさの折に示す忠節。軍功。
ぐんちゅう‐じょう【軍忠状】
中世、自分の軍功を大将や軍(いくさ)奉行に提出して、後日の論功行賞の証拠や家門の名誉とした文書。奥や袖(そで)に「一見了」「承了」などの証判を受けたので一見状ともいう。証判状。
ぐん‐て【軍手】
太い白の木綿糸で編んだ作業用の手袋。もと、軍用に作られたもの。
ぐん‐とう【軍刀】
軍人の携帯する、戦闘用の刀。
ぐん‐ば【軍馬】
軍隊で用いる馬。
ぐん‐ばい【軍配】
[名](スル)《「ぐんぱい」とも》 1 「軍配団扇(うちわ)」の略。 2 軍勢を配置し指揮すること。「備へなき賊の軍兵、一戦に滅ぶべし。とくとく—し給へ」〈読・弓張月・残四〉 3 商売上の駆け引...
ぐんばい‐うちわ【軍配団扇】
1 相撲の行司が、両力士の立ち合いや勝負の判定を指示するのに用いるうちわ形の道具。軍配。 2 中世末から近世、武将などが用いた指揮用の具。鉄・皮・木などでうちわ形に作り、日・月・二十八宿などを描...