ぐん‐こう【軍港】
海軍の艦艇の根拠地となる港。旧日本海軍では、横須賀・呉(くれ)・佐世保・舞鶴の4港を軍港とし、それぞれに鎮守府を置いた。→要港
ぐん‐こく【軍国】
1 軍隊と国家。軍事と国事。 2 戦争をしている国。 3 軍事を重視し、国政の中心としている国家。
ぐんこく‐しゅぎ【軍国主義】
軍事力の強化が国民生活の中で最高の地位を占め、政治・経済・文化・教育などすべての生活領域をこれに従属させようとする思想や社会体制。ミリタリズム。
ぐんさん‐ふくごうたい【軍産複合体】
第二次大戦後、米国のアイゼンハワーが用いた言葉で、軍部とある産業とが結びつき、国内の産業経済に大きな影響を及ぼしている体制のこと。MIC(military-industrial complex)。
ぐん‐ざい【軍財】
軍部と財界。「—抱合」
ぐんざい‐ほうごう【軍財抱合】
⇒抱合財政
ぐん‐し【軍使】
交戦中に、交渉のため敵軍に派遣される者。戦時国際法規は、目印として白旗を掲げ、相手はこれを攻撃してはならないと定める。
ぐん‐し【軍師】
1 大将のもとで、作戦・計略を考えめぐらす人。軍の参謀。 2 策略の巧みな人。策士。「彼はなかなかの—だ」
ぐんし‐きん【軍資金】
1 軍事に必要な資金。軍資。 2 何かを行うのに必要な資金。
ぐんし‐けん【軍師拳】
室内遊戯の一種。参加者が二組に分かれ、それぞれに軍師を置き、その指揮のもとに出すべき手を決めて勝負するもの。ふつう、狐拳(きつねけん)(藤八拳)で行う。