いっ‐けん【一軒】
一つの家。一戸(いっこ)。
けん【軒】
[接尾] 1 助数詞。家屋の数をかぞえるのに用いる。「三—」「数千—」 2 雅号・屋号などの末尾に用いる語。「桃中—」「精養—」
けん【軒】
[常用漢字] [音]ケン(漢) [訓]のき 〈ケン〉 1 轅(ながえ)が高くあがった車。「軒輊(けんち)」 2 家の屋根の張り出した部分。のき。ひさし。「軒灯」 3 家屋。「軒数」 4 高くあ...
しどうけん【志道軒】
⇒深井志道軒(ふかいしどうけん)
のき【軒/宇/簷/檐】
1 屋根の下端で、建物の壁面より外に突出している部分。 2 庇(ひさし)。
のぼり‐のき【登り軒】
破風に沿って勾配のついた軒。傍軒(そばのき)。
ひと‐のき【一軒】
建築で、飛檐垂木(ひえんだるき)がなく、地垂木(じだるき)だけの軒。二軒(ふたのき)に対していう。
ひろ‐のき【広軒】
⇒広庇(ひろびさし)
ふかい‐しどうけん【深井志道軒】
[1680ころ〜1765]江戸中期の講釈師。京都の人。名は新蔵。別号、一無堂。江戸へ下り、浅草寺境内で軍談講釈を演じた。「風流志道軒伝」のモデル。著「元無草」など。
ふた‐のき【二軒】
垂木(たるき)が地垂木と飛檐(ひえん)垂木とで構成される軒。神社・寺院建築にみられる。