ぜ‐じょう【軟障】
《「ぜんじょう」の撥音の無表記》宮中の行事の際の装飾を兼ねた障屏用の幕。柱の間、御簾(みす)の内側にかけた。ふつう、絹地の表面に唐絵や大和絵を描き、周囲に紫の綾(あや)の縁を巡らし、乳(ち)に綱...
ぜん‐じょう【軟障】
「ぜじょう(軟障)」に同じ。
なん【軟】
[常用漢字] [音]ナン(慣) [訓]やわらか やわらかい 1 やわらかい。「軟球・軟膏(なんこう)・軟骨・軟弱/硬軟・柔軟」 2 おだやか。「軟禁・軟派・軟風・軟着陸」 [難読]軟障(ぜじょう...
なん‐エックスせん【軟X線】
薄い空気層でも吸収されるような透過力の弱いX線。波長は比較的長い。金属材料の検査などに使用。軟らかいX線。→硬X線
なん‐か【軟化】
[名](スル) 1 かたい物がやわらかくなること。固形物質が加熱によってやわらかくなり、変形しやすくなること。また、物をやわらかくすること。⇔硬化。 2 主張・態度をやわらげ、穏やかになること。...
なん‐か【軟貨】
1 鋳造貨幣以外の貨幣。紙幣。 2 国際金融上、金または米ドルなどの外貨と交換できない通貨。→硬貨
なんか‐おんど【軟化温度】
⇒軟化点
なんか‐さいばい【軟化栽培】
茎・葉に土を盛ったり日光を遮る覆いをかぶせたりして野菜を軟化させる栽培法。ウド・アスパラガス・ミツバ・ネギなどに適用。軟化法。
なんか‐てん【軟化点】
非晶質で明確な融点をもたない固形物質が、軟化して変形を起こしはじめる温度。軟化温度。
なんか‐びょう【軟化病】
蚕の体が軟弱になって死ぬ病気。起縮(おきちぢみ)病・卒倒(たれこ)病など。細菌・ウイルスによって起こる。