すう‐じく【枢軸】
《「枢」は戸の枢(くるる)、「軸」は車の心棒》 1 物事の中心となる部分。「—産業」 2 政治や権力の中心。「国の—」
スプライン‐じく【スプライン軸】
《spline shaft》大きな回転力を伝えるために使われる、多数の溝をもつ軸。
そくそう‐じく【速相軸】
複屈折を起こす結晶内を光が伝播するとき、位相が進み光の進行速度が速い結晶軸。→遅相軸
たいしょう‐じく【対称軸】
一つの直線を軸にして図形が線対称であるときの、その直線。
たいりつ‐じく【対立軸】
対立する議論・抗争の中心となる事柄。また、考え方の違いによる、対立する二つの論。「与党への—を示す」「革新と保守という—が明確になる」
たて‐じく【縦軸】
1 直交座標の縦の軸。y軸。 2 (比喩的に)時間の経過を縦と見て、過去から現在へのつながり。「先祖から今への—として古典がある」⇔横軸。
たん‐じく【短軸】
楕円の直交する二つの軸のうち、短いほうの軸。短径。⇔長軸。
ち‐じく【地軸】
1 地球の自転軸。南極と北極とを結ぶ軸で、地球の公転軌道面に対して約66.5度の傾きをもつ。 2 大地を支えていると想像された軸。「—を揺るがす大音響」
ちそう‐じく【遅相軸】
複屈折を起こす結晶内を光が伝播するとき、位相が遅れ光の進行速度が遅い結晶軸。→速相軸
ちゅう‐じく【中軸】
1 物の中心を貫く軸。 2 物事の中心となる大切な事柄。また、そのような人物。「委員会の—」「—打者」