かる‐がも【軽鴨】
カモ科の鳥。全長約60センチ。全体に黒褐色で、くちばしの先が黄色く、雌雄同色。東アジアに分布し、日本では留鳥で、川や池沼にすみ、都市公園でも繁殖している。なつがも。
かるがも‐そうこう【軽鴨走行】
(カルガモの親子が一列に並んで歩くことから)複数の車両が、短い車間距離で連なって走行すること。また、高速道路などの料金所を前車の直後について通り抜け、ETCのセンサーに1台の車両と誤認させて通行...
かる‐がる【軽軽】
[副] 1 重い物をいかにも軽そうに動かすさま。「米俵を—(と)担ぐ」 2 たやすくやってのけるさま。楽々。容易に。「—(と)勝つ」 3 気持ちがはればれとしているさま。「わだかまりもとけて—(...
かるがる‐し・い【軽軽しい】
[形][文]かるがる・し[シク] 1 よく考えずに物事をするさま。軽率である。「—・く口外するな」⇔重重しい。 2 粗末なさま。重々しさがない。「いと—・しき隠れ処(が)」〈源・松風〉 [派生]...
かる‐くち【軽口】
[名・形動] 1 調子が軽くておもしろい言葉・話。たわいないが、気がきいていて滑稽みのある言葉・話。「—をたたく」 2 軽妙なしゃれ。江戸時代に流行した地口(じぐち)・秀句(しゅうく)の類。 3...
かるくち‐ばなし【軽口話】
滑稽で、落ちのある話。笑話、落語の類。
かる‐こ【軽子】
1 《軽籠(かるこ)で荷物を運んだところから》雇われて荷物を運ぶ人。担ぎ人足。 2 江戸深川の遊郭で、仲居のこと。 3 墨壺の仮子(かりこ)のこと。
かる‐こ【軽籠】
縄で編んだ目の粗い網の四隅に、棒を通す縄をつけた、土石運搬用の道具。もっこ。
カルサン【(ポルトガル)calção】
袴(はかま)の一種。上を緩めに仕立て、裾口に細い横布をつける。中世末に来日したポルトガル人のズボンをまねたもの。武士から町人まで着用したが、江戸時代には町人の労働着となった。現代でも農山村や寒い...
かる‐に【軽荷】
1 軽い荷物。 2 船の積み荷が少なくて喫水の浅いとき、船底に積む砂石。バラスト。