かろん・じる【軽んじる】
[動ザ上一]「かろんずる」(サ変)の上一段化。「約束を—・じる」
かろん・ずる【軽んずる】
[動サ変][文]かろん・ず[サ変]《「かろみする」の音変化》 1 軽くみる。価値や意味があるものとしてみない。大切に思わない。「人を—・ずる」「命を—・ずる」⇔重んずる。 2 軽くする。「刑の疑...
きょう‐きょう【軽軽】
[形動ナリ]言動がかるがるしいさま。軽率。「春宮の御弟(おとと)の宮達は少し—にぞおはしましし」〈大鏡・兼家〉
きょう‐こつ【軽忽/軽骨】
[名・形動] 1 かるがるしいこと。軽はずみなこと。また、そのさま。けいこつ。「忽ちきゃっきゃっと—な声を発し」〈二葉亭・浮雲〉 2 ばかげたこと。とんでもないこと。また、そのさま。「なう—や、...
きょう‐じゅう【軽重】
「けいちょう(軽重)」に同じ。「頸械(くびかせ)手杻(てかせ)を入れられ、罪の—を糺(ただ)すらんも」〈太平記・二〉
きょう‐ぶく【軽服】
遠縁の者の死去による、軽い服喪。また、そのとき着用する喪服。→重服(じゅうぶく)「きさいの宮の御—の程は、なほかくておはしますに」〈源・蜻蛉〉
きょう‐まん【軽慢】
おごり高ぶって、人をあなどること。「何ぞ人に殺害せられ、人に—せらるる者あるぞ」〈今昔・三・二〇〉
きん【経/軽】
〈経〉⇒けい 〈軽〉⇒けい
けい【軽】
1 「軽自動車」の略。 2 (他の語の上について) ㋐一般的なものより軽いことを表す。「—金属」「—機関銃」 ㋑程度が軽いことを表す。また、簡便・気軽であることを表す。「—過失」「—演劇」
けい【軽〔輕〕】
[音]ケイ(漢) キン(唐) キョウ(キャウ)(呉) [訓]かるい かろやか [学習漢字]3年 〈ケイ〉 1 目方が少ない。「軽重(けいちょう)・軽量・軽工業」 2 重苦しくない。かろやか。「...