うる・む【潤む】
[動マ五(四)] 1 湿りけを帯びる。また、水分を帯びて、くもったようになる。物の輪郭がぼやける。「霧に—・む町の灯」 2 目に涙がにじむ。「目が—・む」 3 涙で声がはっきりしなくなる。涙声に...
おも‐わ【面輪】
《「わ」は輪郭の意》顔。顔面。「もう—がさだかに見えない」〈三重吉・千鳥〉
かえる‐また【蛙股/蟇股】
1 蛙がまたを広げたような形のもの。 2 (蟇股)社寺建築で、梁(はり)や桁(けた)の上に置かれる、輪郭が山形をした部材。構造上必要な支柱であったが、のちには装飾化した。厚い板状のままの板蟇股と...
かおにんしき‐システム【顔認識システム】
画像から人の顔の特徴を抽出して識別する技術。目鼻の相対的な位置や顔の輪郭などを数値化したデータベースと照合することで、人物を特定する。セキュリティー分野で生体認証の一つとして利用されるほか、入国...
かき‐ゆうぜん【描(き)友禅】
手がきで模様を染め出す友禅染。下絵の線にそって糊(のり)を細く置き、その輪郭の中に筆や刷毛(はけ)で色を塗って染める。
かく【郭】
[常用漢字] [音]カク(クヮク)(呉)(漢) [訓]くるわ 1 都市・城の外囲い。また、外囲いのある町や村。「城郭・山郭」 2 特定の一区画。くるわ。「遊郭」 3 物の外枠。「外郭・胸郭・輪郭...
かげ‐ぬい【陰縫い】
日本刺繍(ししゅう)で、図案の輪郭だけを縫った刺繍。
かげ‐ばり【影貼り】
日本画や友禅染などで、図柄の輪郭内に他の色が入らないように、礬水(どうさ)引きの紙を切り抜いて輪郭内にはる方法。縁蓋(えんぶた)。
かげ‐もん【陰紋】
紋章の一。輪郭だけを線で表したもので、染め抜きにしたり縫い取りにしたりした紋。略礼装に用いる。裏紋(うらもん)。→日向紋(ひなたもん)
カム【cam】
特殊な輪郭曲線または溝をもち、原動車として回転して、従動軸に所要の複雑な周期的運動を与えるもの。板カム・円筒カム・球面カムなど。