りん‐さい【輪栽】
[名](スル)「輪作」に同じ。「麦と豆を—する」
りんさい‐しき【輪栽式】
穀物と根菜類、クローバーなどの飼料作物とを一定順序で輪作する作付け方式。地力を維持することができる。19世紀以降英国ノーフォーク地方で発展。
りん‐さく【輪作】
[名](スル)同一耕地に一定年限をおいて異なる種類の作物を交代に繰り返し栽培すること。地力の低下や病虫害の発生を防ぐ効果がある。輪栽。⇔連作。
りん‐ざ【輪座】
転輪王の座。また、仏の座。
りん‐しょう【輪唱】
[名](スル)合唱で、同一の旋律を二つ以上の声部が一定の間隔をおいて追いかけるように歌うこと。「歌曲を—する」
りん‐じく【輪軸】
大小二つの円筒状の滑車を一つの軸に重ねるように固定した装置。同時に回転し、大滑車にかけた綱を引いて、小滑車につるした重量物を持ち上げる。てこの原理を応用したもの。
りん‐じょう【輪状】
輪のような形。環状。
りん‐せい【輪生】
[名](スル)茎の一節に葉が3枚以上つくこと。クルマユリ・アカネなど。
りんぜつ【輪舌/倫説/林雪/林説】
俗箏(ぞくそう)・筑紫箏(つくしごと)などで、特に細かい手法を用いる純器楽曲の曲名。のちの「乱(みだれ)(乱輪舌)」の原形とされるもので、三味線・一節切(ひとよぎり)などにも移されている。
りん‐ぜつ【輪説/臨説】
1 雅楽の箏(そう)の演奏法の一。残楽(のこりがく)に用いられる特殊な奏法。閑掻(しずがき)と早掻(はやがき)を併用する。 2 正統でない見解。「—を好み珍しき所を求むるは」〈連理秘抄〉