うす‐ざん【有珠山】
北海道南西部、内浦湾に面する二重式活火山。最高峰の大有珠は標高733メートル。洞爺(とうや)カルデラの外輪山上にできたもので、明治新山・昭和新山などの寄生火山があり、昭和52年(1977)の大噴...
うす‐ぼ・ける【薄ぼける】
[動カ下一]色や輪郭などが少し不鮮明になる。ぼんやりとなる。「—・けた文字」「—・けた思い出」
うちあげ‐はなび【打(ち)上げ花火】
筒で打ち上げて上空で開かせる花火。大輪の花模様をひろげる割物(わりもの)や、それを変化させた半割(はんわり)・小割(こわり)、円形に展開しないポカなどがある。揚げ花火。
うち‐うち【内内】
[名] 1 表立てないこと。内輪(うちわ)。ないない。「—で式をすます」 2 家の中。「—のしつらひには」〈竹取〉 3 心のうち。「—のありさまは知り給はず」〈源・紅葉賀〉 [副]表立たずに...
うち‐うら【内裏】
1 内輪(うちわ)。内緒。「—の事情に通じない正雄の母は」〈小山内・大川端〉 2 着物などの裏につける布。
うち‐ぐるま【内車】
1 機械の内側に装置した車輪。⇔外車(そとぐるま)。 2 自家用の人力車。
うち‐げんかん【内玄関】
家族など、主に内輪の人が日常出入りするのに使う玄関。ないげんかん。⇔表玄関。
うち‐ざた【内沙汰】
事を内々で処理すること。正式の訴訟を起こさずに、内輪で取りはからうこと。⇔表沙汰。「まず—にしてみさっしゃれい」〈狂言記・内沙汰〉 [補説]狂言の曲名別項。→内沙汰
うち‐づら【内面】
1 家族や内輪の人に対する顔つきや態度。「—が悪い人」⇔外面(そとづら)。 2 物の内部。内側。ないめん。⇔外面(そとづら)。
うち‐と【内外】
1 内と外。内輪のことと表向きのこと。「お恥ずかしながら—のことが不取締勝ちで」〈木下尚江・良人の自白〉 2 仏教と儒教。仏教の側からみていう語。 3 「内外(うちと)の宮」の略。 4 その前後...