ぼうえき‐りっこく【貿易立国】
資源の乏しい国が、外国から原油・鉱石等の鉱産物、また原材料の類を輸入して国内で加工し、製品を輸出して得た利益で国の経済を維持すること。日本もその一。
ぼうこくれい‐じけん【防穀令事件】
1889年(明治22)、朝鮮咸鏡道で凶作を理由に出された穀類輸出禁止令に対し、日本の貿易商が大打撃を受けたとして、日本政府が賠償などを朝鮮に要求した事件。93年に朝鮮政府は賠償金を支払った。
ボマ【Boma】
コンゴ民主共和国西端の都市。コンゴ川河口から約100キロメートルに位置し、河港をもつ。16世紀に建設され、奴隷貿易の拠点として栄えた。内陸部への鉄道の起点であり、木材、バナナ、コーヒー、カカオな...
ボルドー【Bordeaux】
フランス南西部、ヌーベル‐アキテーヌ地方の地方政府所在地。ビスケー湾に注ぐガロンヌ川下流にある。ローマ時代から商港として栄え、ぶどう酒の集散地・輸出港。フランス革命時代はジロンド派の根拠地。 ...
ポンサーリー【Phongsaly】
ラオス北部の都市。標高約1400メートルの山間に位置する。中国との国境に近く、材木輸出や工業製品の輸入をはじめ、国境貿易が盛ん。プーノイ族、ルマ族などの山岳民族が多く居住する。
ポート‐クラン【Port Klang】
マレーシア、マレー半島西部、スランゴール州の都市クランの南西にある港。旧称ポートスウェッテナム。マラッカ海峡に注ぐクラン川の河口に位置する。同国最大の貿易港として知られ、錫(すず)、ゴムなどを輸...
ポート‐スーダン【Port Sudan】
スーダン北東部の都市。スーダン紅海州の州都。紅海に面し、同国最大の港湾を擁す。綿花、トウモロコシ、石油を輸出。サウジアラビアのジッダと航路で結ばれ、アフリカ各地からのメッカ巡礼の中継地としても知...
ポート‐モレスビー【Port Moresby】
パプアニューギニアの首都。ニューギニア島南東部、パプア湾の東岸にある港湾都市。天然ゴム、コプラ、金を輸出。商業が盛ん。第二次大戦中、連合軍の基地があった。人口、行政区25万(2000)。
ポート‐ワイン【port wine】
暗紫色を帯びた甘口のぶどう酒。本来は、発酵途中でブランデーを加え独特の甘みを残したポルトガル産のぶどう酒をいい、ポルト(英語読みでポート)港から輸出された。ポルト酒。
ポール‐ジャンティル【Port Gentil】
ガボン西部の港湾都市。オゴウエマリティム州の州都。オゴウエ川河口のロペス岬に位置し、天然の良港を有す。20世紀初頭に建設。1950年代に石油の輸出港として発展。ポールジャンティ。