き‐てつ【軌轍】
1 車が通ってできた車輪のあと。わだち。 2 前人の行為のあと。前例。また、手本。
こ‐てつ【故轍】
1 先に通った車の轍(わだち)。 2 前人の行った跡。昔ながらのやり方。前例。「—を踏む」
しゃ‐てつ【車轍】
車の通った跡。車輪の跡。わだち。
ぜん‐てつ【前轍】
1 前に通った車のわだち。 2 前の人の失敗。
てつ【轍】
車が通ったあとに残る輪の跡。わだち。
てつ【轍】
[音]テツ(漢) [訓]わだち 1 通りすぎた車輪の跡。わだち。「軌轍・車轍・転轍機」 2 筋道。行き方。先例。「途轍・同一轍」
と‐てつ【途轍】
すじみち。道理。
どういつ‐てつ【同一轍】
《「轍」は車のわだちの意》ある物事の経過や結果が前の場合と同じであること。同じすじみち。
どう‐てつ【同轍】
《多くの車の轍(わだち)が等しい間隔である意から》同一であること。同様であること。「—同趣向の稗史をものする」〈逍遥・小説神髄〉
ふく‐てつ【覆轍】
前の車が転倒した跡。転じて、先人の失敗。「—を踏む」