さんしょう‐くい【山椒喰】
スズメ目サンショウクイ科の鳥。スズメよりやや大形で、後頭部の辺りは黒く、背は灰色、額と腹が白い。日本では夏鳥として山地にみられ、ヒリヒリッと鳴く。《季 春》「風くれば檜原(ひばら)したたり—/波郷」
し‐こ【四顧】
[名](スル) 1 四方を見回すこと。「林の奥に座して—し、傾聴し、睇視し、黙想す」〈独歩・武蔵野〉 2 辺り。付近。四辺。「—に人声なし」
しも‐ぶくれ【下膨れ/下脹れ】
[名・形動] 1 下の方がふくらんでいること。また、そのような形。 2 顔の下の方、特に、ほおの辺りがふくらんでいること。また、そのようなさまや顔。「—な(の)顔」
しも‐べ【下辺】
《古くは「しもへ」》しもの方。特に、川の下流の辺り。⇔上辺(かみべ)。「上辺(かみへ)には千鳥しば鳴く—にはかはづつま呼ぶ」〈万・九二〇〉
しゅ‐そ【首鼠】
《穴から首を出して辺りのようすをうかがっている鼠(ねずみ)の意から》どうすべきか心を決めかねていること。ぐずぐずしていて態度が決まらないこと。
シュミーズ【(フランス)chemise】
婦人用の緩やかな下着。多く、袖なしで、ひもで肩からつり、胸からひざの辺りまでを覆う。シミーズ。
しょう‐さき【正先】
能舞台で、正面の前方。白洲梯子(しらすばしご)に近い辺りをいう。正面先。
しりきれ‐ばんてん【尻切れ半纏】
腰の辺りまでしかない、たけの短い半纏。しりきりばんてん。しりきれ。
じょう‐ゆう【上游】
川上。上流。また、その辺りの土地。
スワートランド【Swartland】
南アフリカ共和国南西部、西ケープ州南西部の地域名。ケープタウンの北数十キロメートルの辺りをさし、マルムスベリー、ダーリンなどの町がある。肥沃な土地が広がり、ワインの産地として有名。