えんぺん【延辺】
中国吉林省東部の自治州。州都は延吉。林業・製材業が盛ん。イエンピエン。延辺朝鮮族自治州。
えん‐ぺん【縁辺】
1 物のまわり。物の周縁部。また、一国の周辺。 2 縁故のある人・家。特に血縁・婚姻による親族関係。「—の事なれば妻娘(つまこ)をも呼びて」〈露伴・風流魔〉 3 結婚すること。また、縁づかせるこ...
おうゆう‐むへん【応用無辺】
仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が、世の人を救うために時と所を選ばないで現れる、その自由自在の働き。
おか‐び【岡辺】
「おかべ(岡辺)」に同じ。「ほととぎす鳴きて過ぎにし—から秋風吹きぬよしもあらなくに」〈万・三九四六〉
おか‐べ【岡辺/丘辺】
《古くは「おかへ」》丘のほとり。丘のあたり。「父の家から六七丁も隔った山寄りの—で」〈嘉村・秋立つまで〉
おき‐へ【沖辺/沖方】
《「おきべ」とも》沖のほう。沖のあたり。「—より潮満ち来らし可良(から)の浦に」〈万・三六四二〉
おし‐へ【磯辺】
「いそべ」の上代東国方言。おすひ。「駿河の海—に生ふる浜つづら」〈万・三三五九〉
おす‐ひ【磯辺】
「いそべ」の上代東国方言。おしへ。「葛飾(かづしか)の真間(まま)の手児奈(てごな)がありしかば真間の—に波もとどろに」〈万・三三八五〉
かい‐へん【海辺】
海のほとり。うみべ。
かた‐ほとり【片辺/偏辺】
1 かたすみ。周辺。近辺。「嵐山へ着き、渡月橋の—まで来たわれわれ一行は」〈三島・金閣寺〉 2 都から遠く離れた所。片田舎。